2008年11月03日

文字放送

 アナログ放送の頃には(ってまだ放送してますが)、アナログのテレビ放送の水平走査線のうち、画像描画に使われていない部分(VBI、黒い帯の部分)を使いいろんな文字データを送っていて、文字放送チューナーってのを使用するとそのデータが利用できるってのがありました。

 まあ、もうなくなっていく(なくなった?)ものなのでどうでもいいのですが、意外と転送能力があったので、メモメモ。

 アナログテレビの水平走査線1本当たり、296ビット相当のデータが載せられるが、同期やエラー訂正の分を差し引いて、実際にデータとして後れるのは172ビット。

 黒い帯っていうかVBIは21本あるが、垂直同期信号や、制御信号があるので、実際に使用できるのは4本。

 アナログ放送は、インタレースで画面を30分の1秒に1回更新するから毎秒60回分x4本x176ビット= 42240ビット。約42Kbpsってこと。

 光ファイバーやADSLが普及した今となってはたいした速度じゃないようにおもえるが、約42Kbpsのデータをブロードキャストできるってことを考えると、かなりの転送レート。

 ってわかりずらいんで、携帯電話と比較してみましょう。

 一昔前のmovaの音声コーデックは、11.2kbps。それがユーザーが増えてくると、ハーフレートと証する5.6kbpsへ半減。5.6kbpsですよ。
 movaのハーフレート程度の音質でよければ、42kbpsあれば7人も話せる。
 って、テレビ放送なので、一方的なブロードキャストだから、通話じゃないぁら、mova程度の音声放送なら7チャンネル分確保できると書くべきか。

 じゃあ、FOMAにくらべたら?っていうと、FOMAの音声コーデックは「AMR−NB」っていって、4.75kbps〜12.2kbpsの範囲において, 8種類の符号化速度から最適なものを選択・・・ってハーフレート以下になることもあるんだ・・・。ま、まあ可変長ってことなんで、一番言い音質の12.2kbps(低!)で計算すると、それでも3人(チャンネル)分確保できる。

 ね、音声でもそれほど転送できる程の転送レートですよ。

 で、それがデジタル放送になったら?・・・ってのはまた後で調べてみよう。

posted by k63 at 00:54| 岩手 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/108994236

この記事へのトラックバック